世界中へのコロナウィルスの感染拡大により、国をまたいだ移動も制限されたり禁止されたりする中、今年5月後半に予定されていたインド伝道も延期になりました。しかし、インドのホームの子どもたちのためのサポートは続けられています。里親になっていて毎月サポート送金してくださる皆様、また、折りにつけ献金してくださる皆さまに心から感謝いたします。

現在、郵便業務も停止されているため、手紙を送ることができないとのことで、タンカチャン牧師からメールでお礼と現地の様子のご報告がありましたのでここに掲載させていただきます。

 

親愛なる日本の里親のみなさまへ

主の御名によりご挨拶申し上げます。

ホームの子どもたちへの支援を心から感謝いたします。

子どもたちはよく学び、キリストの愛と知識の中で成長しています。長年の働きの中で、多くの子どもたちがここで成長し、その後、結婚して子供も与えられ、みんな幸せに暮らしています。また、多くの子どもたちが、私たちの聖書学校でも勉強し、神のための働きをそれぞれ異なった町々村々で行っています。

「貧しい者をあわれむ者は主に貸すのだ。その施しは主が償われる。」(箴言19:17・口語訳)とみことばにはあります。全能なる主が日本福音宣教会、また支援下さるおひとりひとりに報い、豊かに祝福してくださることでしょう。

現在、インドはコロナウィルスのために最悪な状況となっています。今年3月からロックダウンが続いています。すべての学校、大学は閉鎖され、すべてのお店、教会も閉鎖されているのです。飛行機、列車、バス等すべての交通機関がストップしています。また、単車や自動車で買い物に行くことが許可されていないので、買い物は歩いて行くしかありません。人々は仕事を失い、食料もなく苦しんでいます。各地の病院に入院していた何百万人もの人々が死にました。

毎月、私たちはお米や野菜を買い、子どもたちのいる3つの教会と子どもたちのいる家、また、また貧しい村々にも食料を配りに行っています。(反キリスト体制の政府の目が厳しいため、ホームの子どもたちは3つの教会に分かれて生活していましたが、ロックダウンで学校もすべてが閉鎖してしまったため、家に戻れる状況の子どもはロックダウン解除までそれぞれの家に帰しています。)

どうか私達のためにお祈りください。私達も日本のみなさまのために毎日お祈りしています。みなさまに心から感謝しています。主が豊かに祝福し、すべての方々を祝福してくださいますように。

A・タンカチャン